ダイエット

とある休みの朝、衝撃が走った。
「なんじゃこりゃ！！！」

体重計の表示盤に見慣れない数字が並びました。
「ん？おかしいな。体重計、壊れたかな。もう一度のってみるか。」
意味もなくお腹をへこませて、再度乗ってみると、表示される数字は変わらなかった。
自分の平均体重から３キロも増え、自分の中の過去最高体重を更新してしまった。
「いやちょっと待てよ。昨日食べ過ぎたからその分だな。」
「この下着が重いのかな。」
現実を受け入れられず、体重が増えたことを正当化する理由を探すが、見つからない。

「なるほど、これが現実か・・・。」
「いくら家にいる時間が増えたとは言え、さすがにこの体重はまずい。」
「そうだ家でできる運動をしよう。」

気持ちを切り替えてダイエットしようという気持ちが出てきた。
しかし、
「運動するにはまずは用具を準備しよう。」
「買うことで逆にやる気が出るんじゃないか？」
「筋トレとかヨガ用のマットを買おう。」
「靴もあったほうが良いな。」
形から入る典型的なパターンである。

結局、始めるまでさらに1週間かかってしまった。
その間にまたプラス1キロ増えてしまった。

いざ運動してみると体の固さ筋力の衰えを痛感した。
毎日、「あ゛――――――！」とか「う゛――――――！」とかうめき声を上げ、悶えながら、度々足もつった。それでも1日30分程度ほぼ毎日なんとか続けた。
決まって翌日は筋肉痛に見舞われた。ある日はお尻、ある日は太もも、5月はほぼ毎日体のそこかしこが痛かった。

始めて1か月くらいなりますが、少しずつ効果は出ていています。
体重も増えた分くらいは落ちてきました。
続けられるうちはなんとか続けたいと思います。
運動の方法などまたの機会にご紹介します。


t.